ハワイ旅行に向けてESTAを調べたら、「21ドル」「40ドル」「40.27ドル」と違う金額が出てきて、どれが正しいのか迷っていませんか。
ESTAが承認される場合の米国政府の料金は、2026年10月12日時点で1人40.27ドル。2026年10月16日から40.62ドルへ改定されます。 米国政府が10月1日付の連邦官報で公表した変更です。
今回の増額は1人0.35ドル。家族4人が全員新しく申請する場合でも、差額は合計1.40ドルです。値上げだけを理由に急ぐより、家族全員のパスポートとESTAの有効期限を確認し、正しい公式サイトで余裕を持って申請することが大切です。
この記事では、日本のパスポートで短期のハワイ観光をする家族向けに、最新の料金、赤ちゃん・子どもの申請、申請時期、有効期限、再申請が必要なケースをまとめます。
情報確認日:2026年10月12日。 10月16日の新料金は、施行前に公式告示を確認したものです。実際の支払時には公式画面の金額も確認してください。円換算額は為替・カードの換算条件によって変わります。
ESTA料金は10月16日から40.62ドル|家族分はいくら?
ESTAは家族単位の料金ではなく、1人ずつ申請が必要です。子どもや赤ちゃんについても、親の申請だけで代用することはできません。
| 新しく申請する人数 | 10月16日改定前〈1人$40.27〉 | 2026年10月16日から〈1人$40.62〉 | 増額 |
|---|---|---|---|
| 1人 | $40.27 | $40.62 | $0.35 |
| 2人 | $80.54 | $81.24 | $0.70 |
| 3人 | $120.81 | $121.86 | $1.05 |
| 4人 | $161.08 | $162.48 | $1.40 |
| 5人 | $201.35 | $203.10 | $1.75 |
| 6人 | $241.62 | $243.72 | $2.10 |
全員が新しく申請し、承認される場合の政府料金です。申請代行サービスの手数料や、カード会社の換算に伴う費用などは含みません。
たとえば大人2人+子ども2人なら、新料金の合計は162.48ドル。仮に1ドル150円で単純計算すると約24,372円ですが、これは為替の例であり、実際の請求額ではありません。
すでに有効なESTAがある人まで、人数に入れて新規申請する必要はありません。 家族のうち誰に新しい申請が必要か、先に確認しましょう。
申請が拒否された場合の料金・返金
ESTAの政府料金は、申請の処理費用と、承認された場合に加わる費用で構成されています。米国政府の告示では、処理費用は現在10.27ドル、10月16日から10.62ドルです。これは承認・拒否にかかわらず発生します。承認された場合は、これに30ドル〈17ドル+13ドル〉が加わり、合計が40.27ドル、10月16日からは40.62ドルになります。
つまり、申請が拒否された場合でも、処理費用の10.27ドル〈10月16日から10.62ドル〉はかかります。FTC〈連邦取引委員会〉は、承認・拒否にかかわらず返金はないと案内しています。入力ミスで拒否されたり、申請し直したりすると、そのたびに費用が発生する可能性があります。
料金を支払ったことだけで承認が保証されるわけではありません。また、ESTAの承認は米国への入国そのものを保証するものでもありません。
料金の切り替わりは、支払画面でも確認する
公式告示の適用開始日は2026年10月16日です。日本時間への正確な切り替え時刻や、改定をまたいで未払いの申請をどう扱うかは、今回の確認では断定できませんでした。
「先に入力を始めれば旧料金が必ず適用される」と考えず、支払前に公式画面の表示を確認してください。
なぜ21ドル・40ドルという情報もある?料金改定の履歴
検索で見つかる金額が違う理由の一つは、短期間に料金が変更されているためです。
| 料金が適用されていた時期・開始日 | 承認される場合の1人分 |
|---|---|
| 2025年9月30日の改定前 | $21 |
| 2025年9月30日から | $40 |
| 2026年1月1日から | $40.27 |
| 2026年10月16日から | $40.62 |
今回の「40.27ドルから40.62ドルへの変更」と、2025年の「21ドルから40ドルへの変更」は別の改定です。古い記事の大幅値上げの説明を、そのまま2026年10月の変更に当てはめないようにしましょう。
料金は米国政府の費用で、ハワイだけの特別料金ではありません。最新の政府料金と、民間の申請代行サービスの販売価格も区別してください。
出典:2025年9月30日改定の告示/2026年1月1日改定の告示
ハワイ旅行にESTAは必要?まずは対象を確認
ESTAは、ビザ免除プログラム〈VWP〉で米国へ渡航するための電子渡航認証です。日本は対象国に含まれ、観光など認められた目的で90日以内の滞在をする場合、その他の条件も満たせば、ビザを取得せずESTAを使って渡航できます。
ハワイも米国なので、一般的な短期観光でこの制度を使うなら、渡航前に有効なESTAの承認が必要です。
ただし、日本のパスポートがあれば誰でもESTAで渡航できるわけではありません。 滞在目的・過去の渡航歴・国籍などによって、ビザが必要になる場合があります。申請画面の質問には事実に沿って回答してください。
米国籍を持つ人や、適切な米国ビザを使って渡航する人などは扱いが異なります。自分の渡航条件に迷う場合は、米国政府の公式案内を確認しましょう。
赤ちゃん・子どもにもESTAが必要|親が代理で申請できる
年齢にかかわらず、VWPで渡航する子どもにも本人のESTA承認が必要です。 0歳の赤ちゃんでも、親の申請に含まれて自動的に承認されるわけではありません。本人の有効なパスポートも必要です。
| 家族の状況 | ESTAの考え方 |
|---|---|
| 親2人と子ども2人が全員VWPで渡航する | 4人それぞれの承認が必要 |
| 赤ちゃんが飛行機で座席を使わず、膝の上で搭乗する | 航空券の座席の有無とは別に、本人の承認が必要 |
| 親には有効なESTAがあるが、子どもは初めて渡航する | 子ども本人の新しい申請が必要 |
| 子どものパスポートを新しく取得・更新した | 新しい旅券情報で申請が必要 |
未成年の申請は、保護者が内容を理解したうえで代理入力できます。子どもの名前、生年月日、パスポート番号などは、親の情報と取り違えないように確認してください。質問への回答も、保護者として事実に沿って行います。
私たちも2026年1月、2歳半と生後5か月の子どもを連れてハワイへ行きました。このときのESTA費用は、4人分で25,516円でした〈申請時の料金とカード会社の換算によって変わります〉。乳幼児連れでは大人の準備に加えて、子ども本人のパスポートと渡航認証を家族分そろえることが必要です。
旅行全体の費用の中での位置づけは、家族4人・14泊16日のハワイ旅行費用まとめで公開しています。
申請先は米国政府の公式サイト|代行料金と区別する
自分で申請する場合の公式サイトは、次のURLです。
FTCは、申請できるのはESTA公式サイトまたは公式アプリだけだと案内しています。申請前に、ブラウザのアドレス欄が esta.cbp.dhs.gov になっているか確認してください。支払いに使えるのは、公式サイトではクレジットカード、デビットカード、PayPalだとFTCは説明しています。「ESTA」「公式」と書かれた見出しや、日本語で表示されることだけで判断しないようにしましょう。
民間サイトの表示価格には、政府料金に加えて申請代行・サポート料金が含まれている場合があります。政府料金より高いからといって、すべてを一律に詐欺と断定することはできませんが、自分で政府サイトに申請するつもりなら、運営者と料金の内訳を確認することが大切です。
米国のFTC〈連邦取引委員会〉も、ESTA申請時に公式サイトを利用し、政府を装ったサイトなどに注意するよう案内しています〈2026年3月11日付〉。
いつ申請する?旅行の準備を始めたら早めに
CBPは、旅行を予約する時点での申請をすすめています。また、出発の少なくとも72時間前までに申請するよう案内しています。
ただし、72時間前に申請すれば必ず間に合う、という保証ではありません。 申請結果は通常72時間以内に確認できるという案内ですが、空港へ向かう直前の申請を前提に予定を立てないようにしましょう。
家族旅行では、人数分の入力と確認が必要です。旅行日が近づいてから子どもの旅券情報の間違いに気づくことを避けるためにも、パスポートがそろったら早めに準備してください。
家族申請の大まかな流れ
- 全員のパスポートと、既存のESTAの有効期限を確認する。 新しい申請が必要な人を整理します。
- 公式サイトを開く。 自分で入力する場合は、上記の政府URLから進みます。
- 各人の情報を入力する。 画面の指示に従い、旅券情報・質問への回答・必要な画像などを提出します。
- 送信前に家族分を見直し、支払う。 特に氏名、旅券番号、発行国、生年月日を確認します。
- 各人の申請結果を確認する。 支払完了だけで、承認されたと考えないでください。
公式サイトには、1人の申請と複数人のグループ申請の選択肢があります。グループで手続きしても、承認は各人に必要です。家族全員が同じ有効期限になるとも限りません。
画面や要求される情報は変更されることがあります。この記事は入力画面の全項目を再現する操作マニュアルではなく、料金と家族旅行の確認点をまとめたものです。入力時には、最新の公式画面の案内を優先してください。
有効期限は原則2年|料金改定だけで再申請は不要
日本のパスポートで取得するESTAは、原則として承認日から2年間、または申請に使ったパスポートの有効期限までの、どちらか早い日まで有効です。取り消しや、新しい申請が必要になる事情がなければ、有効期間中は複数回の渡航に使えます。
つまり、料金が変わることだけを理由に、有効なESTAを申請し直す必要はありません。旅行前に公式サイトで承認状況と期限を確認してください。
なお、ESTAが2年間有効でも、米国に2年間滞在できるという意味ではありません。 VWPで認められる滞在期間は通常90日以内です。
家族全員の期限を、1人ずつ確認する
親と子どもで、パスポートの取得時期やESTAの承認日が違うことがあります。家族の代表者の期限だけを見て、全員が有効と判断しないようにしましょう。
| 確認すること | 家族旅行でのポイント |
|---|---|
| ESTAの承認状況・有効期限 | 大人・子ども全員を個別に確認 |
| 申請に使ったパスポート | 今回使うパスポートと同じか確認 |
| 新しい申請が必要な変更 | 旅券更新、氏名などの変更を確認 |
新しいESTAの申請が必要になる主なケース
以下の場合は、有効期間が残っていても、新しい申請が必要になります。
- 新しいパスポートが発行された。
- 氏名が変わった。
- 国籍が変わった。
- 申請時の「はい・いいえ」で回答する適格性に関する質問について、事情が変わった。
- ESTAまたは申請に使ったパスポートの有効期限が切れた。
新しいパスポートに、以前のESTAが自動的に引き継がれるわけではありません。 新規申請には、そのとき適用される料金がかかります。
有効期限を延ばす「更新」と考えるより、新しい申請を出す手続きとして理解すると分かりやすいです。申請情報の誤りを見つけた場合も、内容によって対応が異なるため、公式案内で確認してください。
よくある質問
ESTA料金は今、40ドル?40.27ドル?
2026年10月12日時点の、承認される場合の政府料金は40.27ドルです。10月16日から40.62ドルになることが公表されています。40ドルは2025年9月30日改定時の金額です。
子どものESTAは無料?
子ども・赤ちゃんにも本人の申請が必要で、政府料金に子ども向けの割引はありません。大人2人+子ども2人が全員新しく申請し、承認される場合、新料金の合計は162.48ドルです。
親のESTAがあれば、赤ちゃんは申請しなくていい?
VWPで渡航するなら、赤ちゃんにも本人のESTA承認が必要です。本人のパスポートを用意し、保護者が代理で申請できます。
値上げ前に申請した方がいい?
今回の差額は1人0.35ドル、4人で1.40ドルです。旅行予定とパスポートがそろっていて、新しい申請が必要なら早めに手続きしましょう。小さな料金差だけを理由に、旅券更新前の情報などで急いで申請する必要はありません。
すでに承認済みでも、差額を払う必要がある?
有効な承認があり、再申請が必要になる事情がなければ、料金改定だけで新たな申請を行う必要はありません。旅行前に、公式サイトで状況と有効期限を確認してください。
申請したらすぐ承認される?
即時承認を前提にしないでください。CBPは早めの申請をすすめています。支払後は、家族それぞれの申請結果を確認しましょう。
ESTAが承認されれば、必ずハワイに入国できる?
ESTAの承認は入国を保証しません。米国到着時の入国可否は、CBPの審査で判断されます。
ESTAの有効期限が旅行中に切れたら?
CBPは、米国滞在中にESTAの期限が切れること自体は、出国に影響しないと案内しています。ただし、パスポートの条件や認められた滞在期間は別です。旅行前に、渡航時の有効性と旅程を確認してください。
ハワイ旅行の準備は、家族全員の渡航書類から
2026年10月のESTA改定は、40.27ドルから40.62ドルへの変更です。家族旅行では、料金差よりも、全員のパスポート・承認状況・有効期限がそろっているかを先に確認しましょう。
公式サイトで申請し、各人の情報を見直し、結果を確認する。これを早めに済ませると、子どもの荷物や飛行機、ホテルの準備を進めやすくなります。
参考にした公式情報
料金は米国政府の連邦官報、制度・子どもの申請・有効期限はCBPと米国国務省の案内をもとにしています。本文中の各リンクから確認できます。
料金・申請画面・制度は変更されることがあります。申請・渡航前には最新の政府公式案内を確認してください。



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